横浜新市長 初会見でIR撤回言及 – BLOGOS しらべる部

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共同通信社

横浜市で12年ぶりに新市長となった山中竹春氏が30日、横浜市役所で就任後初の記者会見を開き「将来の横浜のために希望の持てる社会の仕組みづくりを行っていく」と抱負を語った。また、市がこれまで進めていたカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致に関しては、「撤回に関する手続きをすみやかに進める」と表明した。

IR通知撤回に関する手続きをすみやかに進める考え

横浜市 市長記者会見インターネット中継

山中市長は初登庁を迎えたことに関し「横浜市政を預かる責任の重さを改めて痛感して身の引き締まる思いを感じている」と語り、新型コロナの感染拡大対策においては、24時間対応可能なワクチン接種体制確保を含め検討していくとしたほか、データを活用し区ごとの状況を分析するなど「データに基づく新型コロナ対策」を行い医療体制の確保に取り組んでいくとした。

一方、今回の選挙の争点にもなった市のIR誘致に関しては、「誘致の即時撤回を公約として当選致しましたので、誘致の撤回に関する手続きをすみやかに進めて参ります」とし、今後市として誘致撤回を表明する宣言を行うことを明らかにした。

IR誘致に関しては、これまで横浜市のほか、大阪府・市、和歌山県、長崎県が名乗りを上げていた。山中氏はIR誘致の撤回を公約に掲げ、22日の投開票で50万票を得て初当選した。

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