Apple、App StoreおよびiOSアプリ以外での課金誘導を許可へ

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 米Appleは26日(現地時間)、米国における中小の開発者の集団訴訟の解決、ならびに中小のアプリ開発者を支援するため、App Storeをアップデートすると発表した。

 App Storeのアップデートにより、iOSアプリ外での決済方法を提供。アプリ内購入は、メールといった手段で外部の支払いに関する情報を共有できるようになる。外部で購入が行なわれた場合、Appleに手数料を支払う必要もないとしている。

 また、サブスクリプション、アプリ内購入、有料アプリにおいて開発者が利用できる価格ポイントを、従来の100以下から500以上に引き上げ、開発者は自由に価格を設定できるようにした。

 このほかApp Storeにおける透明性のある情報の提供、アプリ審査において不当な扱いをされることを拒否するオプションの提供、App Store Small Business Programの3年間の維持などを決定した。

 このほか、COVID-19の影響を受けた米国在住の小規模の開発者を支援するための基金を設立する予定だとした。これは2015年6月4日から2021年4月26日までの間に収益が100万ドル以下の開発者が対象としており、米国の開発者の99%を占めるという。プログラムの詳細は後日知らせるとしている。

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