試食
福岡県飯塚市の「内野(うちの)養鶏場」で育てられた鶏の卵を使った卵かけご飯や親子丼を楽しめる卵料理専門店「うちのたまご」が2021年8月22日から阪急三番街に登場しています。卵料理だけを専門に扱う店で食べられる卵かけご飯や親子丼とは一体どんな味がするのか気になったので、実際に食べて味を確かめてみました。
羽田空港で行列の『たまご』料理の専門店 “うちのたまご”が関西初出店！
(PDFファイル)http://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2021/08/12/210812_uchinotamago_2.pdf
「うちのたまご」で卵料理を食べるべく、阪急三番街に到着。「うちのたまご」は阪急三番街の北館にあります。
北館の中を歩き回り、タリーズコーヒーの向かい側で「うちのたまご」を発見。早速入店します。
席に置かれたメニューには、「たまごかけご飯」「塩だし親子丼」「親子丼」といった卵料理が並んでいます。
また、卓上には「たまごに良くあうだししょう油」と「魚醤いしるだし」の2種類の調味料が置かれていました。
今回は、「たまごかけご飯」とオススメされた「トッピングめんたいこ」を注文しました。「たまごかけご飯」には、ご飯・卵・、磯汁・漬物が付いてきます。ごはんは「普通」と「少なめ」が選べたので、今回は「普通」を選択しました。
みそ汁には大根・えのき・カイワレなどの具材がたっぷり入っています。
ご飯の上に卵をパカリ。黄身は少しだけオレンジが入った黄色で、白身は薄い黄色です。
卓上にある2種類の調味料のうち、「たまごに良くあうだししょう油」を選んで……
卵の上からかけます。
後は、よくかき混ぜれば完成。ご飯の量は「普通」を選択していますが、全ての米粒に卵がしっかり絡んでいます。
黄身の色がオレンジではなく黄色よりだったので「黄身の味は薄いのかな」と予想していたのですが、実際に食べてみると濃い黄身の味わいが舌に絡んで卵好きにはたまらない味わいでした。また、「たまごに良くあうだししょう油」はしょう油の塩味よりも甘味やカツオの風味が前面に出ているので、卵の風味をかき消すことなく引き立ててくれます。
「トッピングめんたいこ」と一緒に食べると、今度は卵の風味が完全にかき消されて、めんたいこの風味しか感じられなくなりました。純粋に卵の味を楽しみたい場合は、トッピングなしで楽しむのがオススメです。
「うちのたまご」では「たまごかけご飯」を注文すると卵とご飯を1回ずつおかわり可能。おかわりを頼んで、今度は「魚醤いしるだし」をかけて食べてみることにしました。
ご飯の上に卵を割り入れ、「魚醤いしるだし」をかけて……
よくかき混ぜます。
一口食べてみると、「魚醤いしるだし」のイワシやカツオといった魚介系の風味が口から鼻へ抜けていきます。「魚醤いしるだし」も「たまごに良くあうだししょう油」と同様に塩っぱさが弱めなので、卵の風味を存分に楽しめました。
「うちのたまご」の外にはテイクアウト用の注文スペースが用意されています。
テイクアウトスペースでは、「親子丼」と「塩だし親子丼」をテイクアウトできます。
他に、「うちのたまご」で使っている卵や「たまごに良くあうだししょう油」なども売られていました。
というわけで、「親子丼」と「塩だし親子丼」をテイクアウトで注文して持ち帰ってきました。
「親子丼」の見た目はこんな感じ。卵は半熟状態で、鶏肉には皮が付いています。
実際に食べてみると、鶏肉は弾力が強めで、かむたびに鶏肉に染みこんだ甘口のタレが染み出してきます。また、皮の部分は煮込まれてトロトロとした食感を楽しめます。タレは濃い目の甘口に仕上がっていますが、半熟卵と絡めながら食べることで、全体的にまろやかな味わいを楽しめました。
次に、「塩だし親子丼」を食べてみます。ご飯の上には鶏肉と半熟卵に加えてミニトマト・オクラ・ズッキーニといった野菜がトッピングされています。
「塩だし親子丼」を食べてみると、「親子丼」と異なりアッサリとしたタレで味付けされているので卵の黄身の風味や鶏肉本来の甘味をハッキリと感じられます。また、食べる場所によってトマトの酸味を感じられたり、オクラのネバネバ食感を感じれたりと、食べていて飽きない親子丼に仕上がっていました。
「うちのたまご」では「たまごかけご飯」が8月31日までは税込500円、それ以降は税込600円、「親子丼」が税込800円、「塩だし親子丼」が税込850円で食べられます。なお、「塩だし親子丼」は夏季限定とのことです。
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