PayPalが暗号資産サービスの提供を拡大、イギリスでもビットコインなどの保有・取引が可能に

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PayPalがイギリスで暗号資産(仮想通貨)サービスの提供を開始することが判明しました。ユーザーはPayPalのアカウントを通じてビットコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアム・ライトコインの購入・保有・売却が可能になるとのことです。

PayPal crypto service launches in the UK
https://www.cnbc.com/2021/08/22/paypal-crypto-service-launches-in-the-uk.html


PayPal to allow UK users to buy, sell and hold crypto
https://www.theblockcrypto.com/post/115284/paypal-launches-crypto-trading-service-uk

PayPal launches crypto buying and selling in the UK | Reuters
https://www.reuters.com/technology/paypal-launches-crypto-buying-selling-uk-2021-08-22/

PayPalは世界中に4億300万以上のアクティブアカウントを持つ金融企業であり、2020年10月にはイギリスに先立ってアメリカで暗号資産の売買や支払いを可能にすると発表したほか、2021年3月にはPayPal経由でビットコインやイーサリアムでの支払いが可能になる「Checkout with Crypto」を開始しています。

PayPalが暗号資産で決済できる「Checkout with Crypto」を開始、PayPal経由でビットコインやイーサリアムでの支払いが可能に – GIGAZINE


イギリスでのサービス開始により、ユーザーは1ポンド(約150円)からビットコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアム・ライトコインの売買が可能になるとのこと。

PayPalはアメリカでのサービス展開において、暗号資産の取引や管理を暗号資産企業のPaxosと提携して行っています。イギリスでのサービス提供においても実質的な取引・管理はPaxosが行う予定とのこと。また詳細な料金表は公開されていませんが、アメリカでは暗号資産の保有については手数料が発生せず、25ドル(約2700円)未満の購入に対して50セント(約50円)から、1000ドル(約11万円)を超える購入に対しては取引額の1.5%までの範囲で手数料が発生します。

PayPalの広報担当者によると、最大投資額には上限があり、イギリスでは週1万5000ポンド(約220万円)以上の暗号資産を購入できないとのこと。また記事作成時点ではPayPalユーザーがアカウント内の暗号資産を外部ウォレットに引き出すことが認められていませんが、この機能については検討中のようです。

なお、ビットコインは2021年4月に価格が約700万円にまで高騰した後、中国での規制強化の影響で330万円ほどにまで下落。記事作成時点では約540万円ほどになっています。

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