最高…
夏祭りが無い。もう当たり前のように無いのだ。できない事情はよく分かっていてもやはり寂しい。
あれは、何がそんなに良かったのだろう。考えてみると『カシャカシャした入れ物に焼きそばをパンパンに入れて外で食べること』であるような気がしてきた。
前の記事:はじめてのオフショルダー
あのシチュエーションの焼きそば
夏祭りの良さ、挙げればきりが無いと思う。
- 独特の賑わい
- 浴衣の人々
- 屋台の食べ物
- 射的、型抜きなどのゲーム
- 夜に外を出歩くことが許されてる感じ
- 更に飲食も許されている感じ
- 盆踊りなどのイベント など
僕はこの中に『カシャカシャした入れ物に焼きそばをパンパンに入れて外で食べること』がある。あのシチュエーションの焼きそばは脳に電気が走るようなおいしさがある。お祭りのシチュエーションで食べるのが最高なのだが、ない場合は個人的にやっても電気は走るのだろうか。
作ろう
では準備しよう。せっかくなので焼きそばの他に、屋台になさそうなものも一つ作ってみたいと思い、スパゲッティを茹でる。
何を入れてもアリだな、フードパックは。
そしてそれと同時にスパゲッティ100gでこんな感じか、というのが分かる。これはこれでいいんだけど焼きそばにはもっとパンパンに入っていて欲しいのだ。屋台の怖いお兄さんがサービスだと言ってパンパンに入れてくれた焼きそばをいつだって求めている。フードパックに入りきらないようでなきゃフードパックを用意した意味がないのだ。
袋麺の焼きそばを作り、カップ焼きそばも作り、なんとなくフライパンの上でなじませる。この工程、要るかな。
合わせて235g、麺ばかりの焼きそばになった。フードパックにつめる。理想の焼きそばになれ!
求めていたものができた。パックから飛び出したこの感じである。この焼きそば、二人分だったんだ。
すごい破壊力だった
あとは食べるだけである。
この日差し、この景色、フードパック、焼きそば、ビールである。この5人がスクラム組んでぶつかって来たら誰だって今日はもう休みだ。休み休み。つまり祭りである。
盛り付けた時点で確信していたが、僕の求めていた脳に電気の走る焼きそばだったのだ。無心で食べて、日差しのせいかビールのせいかクラクラしてきたので家に帰った。帰ったら昼寝した。今日は休みなので。
これで悔いなく9月を迎えられる。