宗男氏 国民は自衛隊を「信頼」 – 鈴木宗男

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 8月18日の日本経済新聞4面「チャートで読む政治 世論⑥」で「日本経済新聞社が20年10~11月に実施した郵送で、世論調査では自衛隊を『信頼できる』と答えた人は59%、『信頼できない』と答えた人は5%しかいない」と出ている。

 自衛隊が国民の信頼を得ている数字である。合わせてここ何年も各種調査で、自衛隊に対する信頼は変わらない。

 国民にこれほどの支持がある自衛隊を憲法違反と言わしてはならないのではないか。

 確かに今の憲法9条では「陸海空その他の戦力は、これを保持しない」と銘記されており、現実に自衛隊は外国からは軍隊と認識されており、学者の間から憲法違反となってくる。

 災害、救急患者の輸送、PKO(平和維持活動)、国際緊急援助等、自衛隊が内外で果たす役割は尊く重い。

 憲法第2章「戦争の放棄」は、絶対堅持しながら国民の生命、財産、生活を守ってくれる自衛隊は「日本にとって必要な組織」としっかり憲法に書き込むべきである。

 国会できちんと議論すべき時に来ていると改めてつくづく思うものである。

 読者の皆さんのご理解を賜りたい。

 朝の便で札幌に飛び、13時から「全国若手市議会議員の会総会・研修会」で「北方領土と対ロシア外交について」講演する。

 外交は積み重ねであり、相手がある。過去の約束を踏まえ信頼関係の下で進めて行かなくてはならない。

 戦後の歴史の流れを正しく説明しながら、将来ある人達に期待を込めて話させて戴いた。

 一人でも理解、同調してくれる人がいれば有難い限りである。

※「全国若手市議会議員の会総会・研修会」で「講演

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