いちごの甘酸っぱさを凝縮した「いちごミルクの素」試食レビュー、ミルク氷・アイス・炭酸水も濃密ないちご味に

GIGAZINE
2021年08月16日 09時00分
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スーパーやコンビニで買えるパックのいちごミルクとは一線を画した、「本当にいちごをつぶして作ったいちごミルクの究極形」を簡単に作れてしまえるのが久世福商店の「いちごミルクの素」。名前の通りいちごミルクに最適化したアイテムなのですが、牛乳だけでなくアイスやかき氷にも合わせられそうだったので、パック牛乳をすりおろして作る「ミルク氷」などいろいろ作っていちご三昧してみました。

いちごミルクの素 290ml (牛乳と混ぜるいちごミルクのもと/ドリンクベース) | 久世福商店・サンクゼール 公式オンラインショップ(公式通販サイト)
https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=sco0147

これがいちごミルクの素。


原材料名は「いちご」「砂糖」「バニラビーンズペースト」のみと超シンプル。内容量は290mlです。


カロリーは100gあたり95kcalで、タンパク質0.5g、脂質0.1g、炭水化物23.1gとなっています。


キャップを外してみると、いちごジャムのような甘酸っぱい香りがふわっと漂います。


このいちごミルクの素、かなりドロッとしており、まさに「いちごをつぶしてペースト状にした」という感じ。以下のムービーを見るといちごミルクの素がどういう状態なのかわかります。

久世福商店の「いちごミルクの素」の濃密さはこんな感じ – YouTube
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中にはいちごの種や果肉がかなり入っていました。


ということで、さっそくいちごミルクを作っていきます。いちごミルクの作り方は、いちごミルクの素1に対して牛乳2を目安に混ぜるというもの。

「いちごミルクの素」を実際に使ってみた – YouTube
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グラスの下3分の1くらいに、いちごミルクの素がたまるように注いで……


さらに牛乳を注ぎます。


……が、濃厚すぎるのか、単に牛乳を注いだだけでは混ざりきりませんでした。


しっかり混ぜてから飲んでみたところ、いわゆるコンビニなどで買えるパックのいちごミルクとは全く別物。人工的ないちごの香りは一切なく、種の粒感や果肉の食感がしっかり感じられ、いちご果実をつぶして作った「本物のいちごミルク」という感じです。一方で、本物のいちごよりは酸味が控えめで飲みやすいものの、ほのかな酸味が感じられるという絶妙なバランス。「コンビニのいちごミルクではなくて、本物のいちご果実を使ったいちごミルクが好き」という人に飲んでもらったところ「これぞ求めていた味」「作る手間がないし味が安定しているのが最高」とのことで、刺さる人にはめちゃめちゃ刺さるアイテムのようです。


また、いちごの酸と牛乳が反応したのか舌触りはとろりとしていてなめらか。


「いちごミルクの素:牛乳」が「1:1」になるくらいにしてみると、さらにドロッとした感じになり、飲んだ人からは「飲めるフルーチェだ!」という声も。気分や好みに合わせて濃さが調整できるのがいいところで、いちごシロップだとただ単に甘みが強くなるだけですが、いちごミルクの素の場合はいちごの甘み・香り・酸味の全てがクッキリして全体的ないちごの濃厚さが増しており、ここまでいくと完全にデザートです。


また、氷を入れたグラスの中にいちごミルクの素を注いで……


先ほどと一緒で「1:2」の割合になるように炭酸水を注ぎます。


これもいちごミルクの素が底に沈むので……


しっかり混ぜてから……


公式レシピに従ってレモンを絞って飲んでみます。


牛乳を使わないと、いちごの甘酸っぱさがよりダイレクトに感じられてグッド。レモンありとレモンなしで飲み比べてみたのですが、いちごミルクの素はもともと酸味が控えめなので、炭酸水で割ってスッキリ飲みたい場合はレモンで酸味を加えた方がいいという声が多めでした。いちごミルクの素を多めに入れるとジュースになりますが、少なめにしてもフレーバー水のような感じになってかなりアリ。


「これはアイスにも合うのでは?」ということで、バニラアイスをディップして食べてみました。


牛乳と混ぜるのではなく、アイスをディップした状態だと、アイスのまろやかな甘さに引き立てられて、よりいちごの酸味がクッキリと感じられます。いちごミルクの時とは違う甘酸っぱさのバランスが絶妙で、これはクセになる味。


さらに、「牛乳の200mlパックを凍らせておろし器でおろすとミルクかき氷ができる」とのことだったので、これも試してみることに。パック牛乳を冷凍庫にイン。


パックの頭の部分をカットして、底をぐぐっと押すと、棒状になった牛乳が出てきます。


本当におろし器でおろせるのか……?と不安でしたが、意外にも凍った牛乳は柔らかく、難なく削れました。ただ牛乳バーの残量が減ってくるとやや削りにくさがありました。


削ったミルク氷にいちごミルクの素をドバッとかけたら完成。


ミルク氷はかき氷のようなシャリシャリした食感ではなく柔らかな口当たりで、ふわっと口の中で溶けていきます。食べた瞬間はいちごミルクの素の濃密な甘酸っぱさが口の中に広がり、ミルク氷が溶けるとともに口当たりがまろやかになっていくという仕上がり。冷たい氷だからか、甘さは控えめに感じられました。材料は同じにもかかわらず、場所によっていちごと牛乳の度合に濃淡があり、口の中で味がめくるめく変化していくので、いちごミルクとはまた違った味わい。食べた人からは「ジェラートっぽい!」「ハーゲンダッツのいちご味の味がする」「これはハマる」というコメントもあり、かなり人気でした。


なお、いちごミルクの素は税込754円。久世福商店・サンクゼールの公式オンラインショップから購入することが可能です。

いちごミルクの素 290ml (牛乳と混ぜるいちごミルクのもと/ドリンクベース) | 久世福商店・サンクゼール 公式オンラインショップ(公式通販サイト)
https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=sco0147


また、いちごミルクの素と同じシリーズで「牛乳と混ぜる バナナミルクの素」「炭酸水で割る ジンジャーエールの素」なるものも存在します。


これがバナナミルクの素。内容量はいちごミルクの素と同じ290mlで、サイズも同一です。


原材料名には「バナナピューレ」「砂糖」「酸化防止剤」「増粘剤」の4つ。


カロリーは100gあたり133kcalで、タンパク質0.6g、脂質1.6g、炭水化物29.1g。


バナナミルクの素の濃密感は、以下のムービーから分かります。いちごミルクの素とはちょっと違う「とろ~り」した感じ。

久世福商店「バナナミルクの素」のとろ~り感はこんな感じ – YouTube
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飲み方はいちごミルクの素と同じく、「バナナミルクの素:牛乳」が「1:2」になるのを目安に、牛乳を注ぎます。


……が、これは完全に分離しました。


しっかり混ぜて飲んでみたところ、「今まさにバナナを使って作りました」と言っても信じてしまいそうな、生のバナナの味と香りです。いちごミルクの素のような果肉感はなく、舌触りは非常になめらか。ミキサーを使った「我が家のバナナミルク」で到達するのは難しいレベルで、お店の味といっても過言ではなさそう。


濃厚なバナナと炭酸水はいまいち合わなかったのですが……


バナナの濃密な甘さはさっぱりしたヨーグルトとの相性がグッド。ジャムの代わりに使う方法もアリです。


バナナミルクの素も税込754円で、以下から購入することが可能です。

牛乳と混ぜる バナナミルクの素 290ml(ドリンクベース) | 久世福商店・サンクゼール 公式オンラインショップ(公式通販サイト)
https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=sco0174


「炭酸水で割る ジンジャーエールの素」はこんな感じ。


原材料名には「砂糖」「しょうが汁」「グレープフルーツピール」「しょうがシロップ漬」「濃縮果汁(ライム・グレープフルーツ)」など、他の2つよりも材料は多めです。


カロリーは100gあたり183kcal。タンパク質0.3g、脂質0.1g、炭水化物45.1gとなっています。


ジンジャーエールの素を注いでいる様子は以下のムービーから。

久世福商店「ジンジャーエールの素」の中身はこんな感じ – YouTube
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シロップの中にはグレープフルーツの皮やしょうががたっぷり入っていました。


ショウガの香りはしっかり感じられつつも、ショウガの尖った辛さがないという、これも市販のジンジャエールにはなかなかない味。ショウガが口に入った時にだけピリッと刺激が感じられるのもいい感じです。柑橘の香りも非常にさわやかでした。


なお、ジンジャーエールの素は税込754円となっています。

炭酸水で割る ジンジャーエールの素(ドリンクベース) 290ml | 久世福商店・サンクゼール 公式オンラインショップ(公式通販サイト)
https://kuzefuku.com/?page_id=13&eci_product=sco0146


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