どこへも行けない夏が絶賛すぎゆき中である。
寝て起きて用事をしてはまた寝て起きる日々が続き、最近では寝床をタイムリープのトリガーのように感じる。
実際はタイムはリープしておらず、日々は確実に重なり肉体は老いるのだからびっくりだ。
以上は愚痴だが、そんなわたしのさえない日々が急に輝いた。
近所の店がとり行った「ご当地ミニ牛乳まつり」である。その名のとおり、各地のご当地牛乳6種が並び、いちどきに購入できたのだ!!
ご当地牛乳は良い
地元の乳業メーカーが扱う、ある限定された地域でしか買えない牛乳は、良い。
アンテナショップに行けば売れ筋商品として良い場所に並んでいるし、旅行に行けばお土産屋さんでも推されている。ご当地牛乳に対する皆の心はひとつである。
出身の方にとっては子供の頃から親しんだとても身近で大事な故郷アイコン、よその者にとっては憧れの品だ。
デイリーポータルZでも過去ライター玉置さんが佐渡牛乳を取材して大きな話題になった。
いきなり6つのご当地牛乳がこの手に……
いつかわたしもトキパックをこの目で見たいものだと長年考えていたが、そんな私のもとにトキパックの代わりに舞い降りたのが今回の「ご当地ミニ牛乳まつり」だった。
近所の店の小さな催事かつもう終了しており、どこそこに行けばやってるよというものでもないのだが、せっかくなので自慢させてほしい。
集まったのは高知から福島までの牛乳6種。
給食サイズだから勝手に懐かしい
この催事の分かっているところは、6種をすべて手乗りサイズで揃えたところだろう。
単純にちいさいものはかわいいし、それにこのサイズでぱっと思いつくものといえば、そう、給食だ。
私はこの6つの地域に残念ながらゆかりがない。にもかかわらず、手にして飲めば懐かしさをおすそわけしてもらえた。牛乳の持つ力である。
以上、手短ではございますが牛乳パックは、良い、その思いをあらためてかみしめた件につきましてお知らせいたしました。
どれもとってもおいしかったです!