クラウドPCサービス「Windows 365」提供開始。月額2,720円から

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 Microsoftは、月額制の仮想デスクトップサービス「Windows 365」の提供を開始した。組織の規模に応じて、最大300ユーザーまでのBusinessと、人数無制限のEnterpriseを2つのプランを用意する。

 どちらの場合もCloud PCの構成や機能により料金は異なるが、一例として、2 vCPU/4GBメモリ/128GBストレージのBasicで月額4,120円、2 vCPU/8GBメモリ/128GBストレージのStandardで月額5,570円、4 vCPU/16GBメモリ/128GBストレージのPremiumで8,970円などとなっている。最下位構成は、1 vCPU/2GBメモリ/64GBストレージで月額2,720円(すべて1ユーザーあたりの税別料金、Windowsハイブリッド特典適用時)。

 Windows 365は、同社が7月に発表したSaaS(Software as a Service)型の仮想デスクトップ(VDI)サービス。HTML5に対応するWebブラウザ経由で利用でき、クライアントデバイスのOSなどを問わず使用可能。専用のWebページや、Microsoftエンドポイントマネージャ(Enterprise)などを通じて各種デバイスの管理なども行なえる。

 以前から同社が提供していた従量課金制のAzure Virtual Desktopと異なり、本サービスでは月額課金制を採用。使用量による費用の変動がなく、ユーザー数(および構成)で料金が発生するため、企業や組織でも導入しやすい点も特徴となっている。Windows 10 Pro搭載PCから利用する場合に最大16%割引するWindowsハイブリッド特典(Windows 365 Business向け)なども用意する。

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