「2人で金」異例の五輪表彰式に「泣いた」 メダルかけ合い、手を掲げる…本人が動画公開

J-CASTニュース

   東京オリンピックの陸上男子走り高跳び決勝で「2人同時金メダル」に輝いたムタズエサ・バルシム選手(カタール)が2021年8月2日、インスタグラムを更新。もう1人の金メダリスト、ジャンマルコ・タンベリ選手(イタリア)と2人でのメダル表彰式の様子を写した動画を公開した。

  • 異例の「2人で金メダル」に反響(写真:松尾/アフロスポーツ)

    異例の「2人で金メダル」に反響(写真:松尾/アフロスポーツ)

  • バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

    バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

  • バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

    バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

  • バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

    バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

  • バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

    バルシム選手のインスタグラム(@mutaz.barshim)より

金メダルのふたりともいい笑顔

   バルシム選手とタンベリ選手は1日の決勝で、それぞれ2m37の高さをすべて1回で成功させ、次ぐ2m39はいずれも3回ずつ失敗した。本来であれば決着がつくまで競技を続ける「ジャンプオフ」によって金メダルを決めるのだが、2人は大会側との協議の上でこれを断り、金メダルを分け合うことにしたという。

   バルシム選手は2日、インスタグラムのストーリーに表彰式の様子を写した動画を公開。「金メダリスト、オリンピックチャンピオン カタール・イタリア」として、2人の名前がコールされると、2人は顔を見合わせて固い握手を交わし、壇上で互いに手を高く掲げあった。

   自らメダルを受け取る方式の東京五輪だが、2人は互いにメダルを贈り合った。タンベリ選手が金メダルを手に取ると、バルシム選手の首にメダルをかける。バルシム選手も同様にタンベリ選手の首に金メダルをかけると、2人は抱き合って互いの快挙を祝した。

   自らの首にかかる金メダルを確かめたタンベリ選手が「オーマイゴッド!」と感極まって屈み込む様子もある。

   ストーリーでは、ふたつの金メダルを写した写真のほか、世界各国から寄せられた2人のファンアートがシェアされている。

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