コミュニケーションツールのDiscordは、チャット向けの機能拡張となる「スレッド」を追加した。非コミュニティサーバーでは本日より自動で利用可能となり、コミュニティサーバーではサーバー設定から有効化すれば利用できる。なお、8月17日以降は全コミュニティサーバーで自動で有効となる。
スレッドは、テキストチャンネル内で会話をするさいに便利な機能。すでに実装中のリプライ(返信)機能と似ているが、リプライではすべてのやりとりがメインフィード上に表示される一方で、スレッドは1つ目のメッセージ以外は別枠にまとまる仕組みで、メインフィードの会話を邪魔しないのが特徴。
各スレッドには名前を設定でき、アクティブなスレッドはチャンネル一覧の部分にぶら下がって表示される。非アクティブな状態で一定時間(デフォルトでは24時間)経過するとスレッドはアーカイブされ、チャンネル一覧部分には表示されなくなる。アーカイブされたスレッドは、メインフィードやスレッド一覧画面から再度アクセスすれば引き続き使える。
閲覧範囲に応じて2種類のスレッドが選択でき、パブリックスレッドは全員に、プライベートスレッドは任意に指定したユーザーのみが閲覧できる。なお、後者はサーバーブーストレベル2以上のサーバーのみで使える。
あわせて管理者向けには、パブリック/プライベートスレッドの使用許可、スレッドの管理(名前変更や削除、アーカイブなど)といったスレッド関連の権限項目も追加している。
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