五輪強行が招く国民のモラル崩壊 – かさこ

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40人パーティーに参加する小池都知事や菅首相の「自粛要請」を誰が聞くのだろうか?
五輪強行開催して誰が東京が緊急事態だと思うのだろうか?

東京の感染者数が3000人近くになったが、それは五輪そのもののせいではなく五輪強行開催によるもの。

「五輪やるんだからいいよね?」
「バッハ氏の40人パーティーに1時間半も参加してるんだからいいよね?」
と多くの国民が思うのではないか。

4連休は家で過ごせ?
ふざけるんじゃない。
自粛要請している小池都知事や菅首相が、五輪強行開催姿勢をまったく崩さず40人パーティーに参加しているのだから、自粛やお願いなど聞くわけがない。

この感染者数が大変なのかどうなのかということはさておき、単純にこれだけ数が増えているのは「五輪がいいんだからいいでしょ」「五輪はいいのに我慢するなんてあほらしい」という証ではないか。

現段階の数字は五輪そのもののせいではない。
五輪によって感染者が増えるのはもう少し後になるはず。
ただ「五輪強行開催」姿勢が多くの国民にバカらしいと思わせ、よりによって日本だけでなくアジアで感染者が激増しているタイミングで五輪を開催したがために、緊急事態宣言だろうがそんなの関係ねえ状況になっているのではないか。

飲食なしとはいえバッハ歓迎会を開き、40人もが集まり1時間半もしゃべっていれば誰が小池都知事や菅首相の言うことを聞くだろうか?

このままでいくと感染者数としては東京で1日5000人、1万人といった数字も出るかもしれない。

感染者数が増えようが重症者数が増えなければ問題ないとはいえ、戦略なきワクチン接種政策のためワクチンを打てない人はわんさかいる。

今回の感染者増は五輪強行開催による、モラル崩壊が招いたものだ。

政治家の支離滅裂な態度が数字になって現れている。

*いずれにせよ感染対策はしっかりと。マスクなしで15分以上の会話は避けたい。

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