毎回の「死者ゼロ」は伏線なのか? TOKYO MER「水戸黄門的な安心感」の裏で募る視聴者の不安

J-CASTニュース

   俳優の鈴木亮平さんが主演を務める「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)第3話が2021年7月18日に放送され、今回も「死者ゼロ」という安心展開をめぐり、インターネット上でさまざまな反響があがっている。

  • 鈴木亮平さん(2016年撮影)

    鈴木亮平さん(2016年撮影)

  • 鈴木亮平さん(2016年撮影)

少女を人質にした立てこもり事件が発生

   作中の「TOKYO MER」は、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」というポリシーを持つ医師・喜多見幸太(鈴木さん)率いる都知事直轄の救命救急プロフェッショナルチーム。研修医・弦巻比奈(中条あやみさん)、看護師・蔵前夏梅(菜々緒さん)ほか、厚生労働省の官僚兼医師・音羽尚(賀来賢人さん)ら個性豊かなチームメンバーとともに、「一人も死者を出さない」ことを目標に、事故や災害現場にかけつける。

   ※以下、ネタバレを含みます。

   第3話では、重病の少女を人質にした立てこもり事件が発生。犯人の男は、少女の父。別れた妻を連れてこいと要求するが、実は少女は「I型糖尿病」が持病で命の危機にあった。

   現場に急行した喜多見たちは犯人に「今すぐ薬を投与しないと少女の命が危ない」と伝えるが、喜多見を警戒する犯人は「看護師の女1人だけならいい」と主張。すると、自身も幼い娘を持つ看護師の夏梅は自ら志願し、単身で立てこもり現場へ向かう。

   薬を投与し、犯人の隙を見て、捜査一課特殊犯捜査係(SIT)が現場突入への合図を送り、無事に生還する…と思われたが、してやられた犯人は建物から出てきた夏梅に向かって銃弾を発砲。夏梅を護衛していたSIT隊員の一人、中野(濱正悟さん)が腕を撃たれ、命の危機が迫る。その場で応急処置を始める夏梅だが、犯人から人質に戻るよう脅され、隊員の治療を喜多見らチームに託して再び戻る。

タイトルとURLをコピーしました