圧巻、そして全部盛り。スピーカー&マイク搭載の34インチ曲面ゲーミングモニター「HUAWEI MateView GT」

GIZMODO

わかりみの深いモニター、2種類出ました。

スマホやPC、タブレットにスマートウォッチなどを手掛けてきたファーウェイ。ついにゲーミングモニターまで作っちゃいました。その名は「HUAWEI MateView GT」。

フラッグシップスマホたるMateの名を冠するこのモニター。PCゲーマーのニーズをおさえつつ、市場想定価格6万5800円という絶妙のラインをついてきましたよ。速報に続いて、タッチアンドトライもお届けします。

オールインワンな存在感

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正面から見て印象的なのが、ディスプレイ下のコレ。マイク内蔵の一体型スピーカーです。出力は5W×2基、マイクは4メートル離れた声までピックし、ノイズキャンセリングやエコー除去までしてくれます。コレ一台あればスピーカーとマイクを自前で用意しなくて済む

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音量はタッチ操作。LEDを触るとヌルヌル動きます。気持ち良いからディスコ通話中はずっとコレ触ってそう。

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ディスプレイの方も圧倒感あります。34インチの21:9曲面ワイドディスプレイ、解像度は3440×1440、リフレッシュレートは最大165hz対応。コントラスト比は4000:1で、最大輝度は350nit。AMD FreeSyncにも対応だからゲーマーも納得。

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背面。Vesaマウント対応です。

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カバーを外すと端子部分にアクセス可能。目隠しできるのも気が利いていて良いですね。

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曲率は1500R。曲率は値が小さいほど半径が小さい=よく曲がっていることを示しており、人間の視野は約1000Rの範囲といわれています。1500Rはかなり自然な見え方に近く、実際に前に座って画面を眺めてみると、包まれる感覚がして快適でした。ゲームプレイ時なら周辺視野の変化もつぶさに察知できるはず。

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興味深かった部分は、ディスプレイのコントロールがレバー式であること。珍しい方式ですが、慣れればボタン式よりもスムーズに操作できます。このUIも階層がわかりやすくて良いですね。

「HUAWEI MateView GT」は、2021年9月10日(金)に発売予定。スピーカーやマイクが込みである点、さらに先進的な曲面ディスプレイである点を思えば、スペック的にもリーズナブルなモデルかなと。ゲーミングモニターに面白い選択肢が出てきましたね。

クリエイターを狙い撃つ、もう一つのファーウェイモニター

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そしてもう一台のディスプレイ、「HUAWEI MateView」も発表されました。こちらはデスクトップモニターという位置づけで、上のGTよりも色再現や解像度を高めた一台。クリエイターにはこっちですね。

アスペクト比率3:2の28.2インチ、解像度3840×2560。DCI-P3を98%カバーし、最大表示色は約10.7億色(10ビット)。リフレッシュレートは60Hz、コントラスト比は1200:1、最大輝度は500nit,、DisplayHDR 400対応。GTと見比べるとやはりこちらの方が明るく、デザインモノを見るには適していると感じました。

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ベゼルもほっそいんだ。画面占有率は94%。かなりまな板、とまでは言わないけど、薄いよコレ。

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何気に5W×2基のスピーカーを搭載。端子類がスタンドにまとまっているのも使いやすい。さらにこのスタンド部分にファーウェイのスマホを近づければ、それだけで画面共有が可能。ファーウェイエコシステムってやつです。

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背面もめちゃシンプル。Vesaマウントには非対応。

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また、「HUAWEI MateView GT」もそうですが、ディスプレイを手で動かすだけで簡単に高さを変えることができます。20cm近く動かせるので、設置場所によっては位置を上げてスタンディングデスクにもできるんじゃないかな。操作感、なめらかで良いですよ。

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Mateの名を冠するファミリーたち。画面共有もお手の物。自己完結型のエコシステムは林檎帝国だけのモノではないのだッ。

「HUAWEI MateView」は、2021年8月20日(金)発売予定で、市場想定価格は8万9800円。最近また3:2っていう縦長比率が注目されていますし、縦長と曲面ワイドディスプレイの両極端を打ち出してきたファーウェイ、やっぱわかってんなぁって感じですよ。僕はこっち派だもの。

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