全世界のPC出荷は引き続き増加。半導体不足で今後は需要が鈍化の可能性も

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2021年第2四半期のベンダー別シェア(出典:Gartner)

 米Gartnerの調査によると、2021年第2四半期のPC出荷台数は7,160万台となり、前年同期と比較して4.6%増となったことがわかった。なお、この数字にはChromebookを含んでおらず、これを含むと合計で10%以上の成長になるという。

 2021年第1四半期が前年同期比で35.7%増という記録的な数字であったことを踏まえると、第2四半期成長率は鈍化しているが、これは主に半導体不足に起因すると分析している。この影響でエンドユーザーに届くまでの価格が上昇し続けており、今後半年~1年間は需要が鈍化する可能性があるとしている。

 ベンダー別シェアでは、Lenovoがトップの24.1%、2位はHPで20%、3位はDellで17.1%、4位はAppleで8.5%、4位がAcerで6.1%、5位がASUSで6%。出荷台数はDell、Apple、ASUSが2ケタ増、HPが2ケタ減となっている。

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