コロナ禍で開かれる鉄道の「さよならイベント」 定員制で「マナー問題」に懸念も?

J-CASTニュース

   鉄道の「さよならイベント」をご存じだろうか。特定の路線や車両の終了を惜しむファンのため、鉄道会社などが開催する催しのことだ。

   昨今はコロナ禍のため、開催を控える動きもあるようだが、2021年の夏は、関東・関西で2つのさよならイベントが開催される。

  • 発車を待つ近鉄12200系

    発車を待つ近鉄12200系

  • 発車を待つ近鉄12200系

京急から消えるドレミファの音

   京急は6月25日、発車時に音階を奏でることから、「歌う電車」として親しまれる2100系が機器の入れ替えによって「歌い終える」ことから、各種イベントを開催することを発表した。

   1998年にデビューした2100系と新1000系は、発車時にドレミファの音階を奏でることから、鉄道ファンからは「ドレミファインバータ」とも呼ばれてきたが、2021年夏を最後に音階を奏でる車両が消滅する。

   その「さよならイベント」の目玉と言えるのが、7月18日に行われる特別貸切イベント列車「ありがとうドレミファインバータ♪」の運行だ。こちらは品川駅から久里浜工場まで運行され、募集販売となる。また久里浜工場では「ドレミファインバータ」を楽しむ鑑賞会や車両撮影会などを実施する。

   余談だが、音階を奏でる車両としてはJR東日本のE501系も有名だったが、こちらは先に奏でなくなっている。

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